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米国家安全保障顧問ウォルツ氏、トランプ大統領にゼレンスキー大統領との会談中止を助言

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米国家安全保障顧問ウォルツ氏、トランプ大統領にゼレンスキー大統領との会談中止を助言

2025年3月3日 - 米国家安全保障顧問のマイク・ウォルツ氏は、先週金曜日にホワイトハウスで行われたドナルド・トランプ大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との激しい議論の後、トランプ大統領に対し会談を中止するよう助言したことを明らかにしました。

ウォルツ氏は土曜日にFoxニュースで、緊張したやり取りの後、ゼレンスキー大統領にホワイトハウスを退去するよう指示したと述べました。この場には米副大統領のJD・ヴァンス氏も同席していました。

ウォルツ氏によると、メディアが退席した後に行われた米政府高官の会議では、「大統領執務室での侮辱の後、これ以上進展は見込めない」とほぼ全会一致でトランプ大統領に助言がなされたとのことです。

さらに、ゼレンスキー大統領が退席を求められた際も「依然として議論的な態度を取っていた」と述べ、ウォルツ氏は「時間はあなたの味方ではない。そして何よりも、米国の支援と納税者の忍耐は無限ではない」と伝えたと語りました。

ゼレンスキー大統領のチームのメンバー、特に大使は涙を流していたとウォルツ氏は付け加えました。

米国の軍事支援停止の可能性
ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズは、米政府高官の発言を引用し、ウクライナへの軍事支援が中止される可能性があると報じています。ワシントン・ポストの金曜日版では、「この決定が下されれば、レーダー、車両、弾薬、ミサイルなど数十億ドル規模の支援が対象となる」と述べられています。

ゼレンスキー大統領の態度に対する批判
ウォルツ氏は、CNNの番組でゼレンスキー大統領の会談中の態度を「非常に無礼」と表現し、特に頭を振る仕草や腕を組む姿勢を問題視しました。また、「ゼレンスキー大統領がこの戦争を終わらせるために誠実に交渉する準備ができているとは思えなかった」と述べ、米国政府が今後ゼレンスキー大統領との会談を継続することは難しいかもしれないと示唆しました。

ウォルツ氏は、「我々には、最終的にロシアと交渉し、この戦争を終わらせることができるリーダーが必要だ」と強調し、紛争解決には領土に関する譲歩が必要になるだろうと述べました。

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